2022/2/12 稲城クロスに出場してみた!
2022/2/12の稲城クロスに参戦して参りました!
C4(初心者)クラス、MTBにて出走しました。
お世話になっているショップがシクロクロスに大変強いのと、
レースを観戦していて面白そうだったので申し込んでみました。
C4クラスは人気なので、申込開始から2日ほどで埋まってしまいました。
エントリーが開始されたら早めの申し込みが必要です!
シクロクロスに参加するのは今回が初めてです。
初心者目線のレポートになればと思います。
書いた人のレース前のフィジカル情報
FTP:4.0w/kgくらい
ヤビツ峠:名古木から42分台
富士ヒル:1時間23分台
都民の森:1時間0分台
Alpe du Zwift:54分台
趣味でロードバイクのトレーニングしている30代男性として、ありがちなスペックかと思います。
トレーニング頻度・前日までの準備
・パワートレーニング15か月目
・走行距離は月間800~900km程度
・週4~5日ライド うち3日はStravaで平日ワークアウト
シクロクロスに向けて、前月からはマイクロバースト系のワークアウトを増やしました。
L6を10秒とか20秒&レスト20秒とか40秒といった短いダッシュとレストを繰り返すトレーニングです。
レース1週間前には4.5w/kgの難易度でMicoBurstsを9割クリアしていたので
それなりにフィジカルは仕上がったのかなと。むしろ「俺割とつえー?」とすら思っていたかも。
レース2日前の2/10、みぞれ交じりの雪が1日中降ったので、
コースコンディションがどうなったかかなり心配。
レーズ前日は快晴。
休日なのでコースの様子を見に行っても良かったけど、
「見たところでどーにもならんしいっか!」ということで近所の里山散策。
心拍ゾーン2までとして回復に努めるのと、サドル位置の細かいセッティングをしました。
稲城のコースは水はけが悪いらしく、雨上がりにはこんな状態になってしまう事もあるそうです。
場所は稲城北緑地公園の河川敷です。
こんな所を走る場合はマッドタイヤを履いた方がいいらしいんですが
まぁMTBでタイヤ太いし何とかなるでしょう!ということで今履いているタイヤのまま出場することにしました。
ちなみに、ショップの店長から展開された前日の現地の様子がこちら!
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水田かよorz
レース当日 試走・出走まで
朝8:20からの試走開始に合わせるべく、7:30頃に現地入り。
駐車場から会場まで2km離れているので、リュックに入るくらいの荷物に納めないといけないです。
本番用ジャージの上に、冬用ジャージを2枚重ね+ウィンドブレーカーで温度調整をしましたが
本番までに汗冷えすることも無く、ちょうどいい感じでした。
ダウン系の防寒着も用意しましたが、天気が良かったので不要でした。
8:20から試走開始になります。皆さんキッズも含めて一斉に走り出すので、試走は団子状態です。
ゆっくり走って路面確認をメインにします。
朝一なので泥でぐちゃぐちゃというより、やや凍っているような所も多めで、
前日の水田状態から想像するほどスリッピーではなく一安心しました。
ただ、C4-2は10:45スタートなので、それまでに溶けてしまいそうな感じでした。
その他試走で見た点としては、コース幅がかなり狭く追い越しポイントが限られるという事ですね。
スタート直後のバックストレート・シケイン・階段あたりが抜きどころで、
グネグネ本コース内は短い直線で何とか…といったところです。
稲城のこのコースは何回も行ったことがあるので、知ってはいましたが…。
普段より草刈りが入ったことで見通しはだいぶ良くなりましたが、コース幅は普段とあまり変わらずといった所でした。
レース本番
さて、いよいよレース本番です。
MTBなので、最後尾スタートです。
グネグネ本コースに入る前の着順が重要という当コースにて
めちゃめちゃ不利です笑
ちなみに、私は超モヤシ体系です。
本来ピチピチのレーパンがニッカポッカのようにダブついて余ります。
ご想像の通り、瞬発力は超よわよわで、筋肉では何も解決できないタイプの人間です。
5秒瞬発力は11倍、トレーニングしていない人と同じレベルです。
スタート命のこのコース、私にとって不利な条件しかありません笑
FTPのPWRの数値だけで言ったら~10位くらいを目標にしたいところですが、現実は厳しそうです。
スタート地点に並ぶと、無駄に緊張しますね。
あっ、水を飲み忘れた…
朝から水を飲んでいなくて、レース前に飲もうと思っていたのに…
この喉の渇きなどでまた余分に緊張…。
そして、号砲!
黄色いジャージに白いMTBが私。
一つまえのC4-1のレースでスタート地点でクラッシュしているのを見たので
ビビッて余計に踏めないorz
何ともマイルドなスプリント(?)を決めて、かなり後方でグネグネ本コースにIn。
コースは思ったほどドロドロじゃ無かったですが、やっぱり狭い、詰まる…
微妙に抜かせないレベルの速度差の人にフタをされて、踏むに踏めない。
上手な人は、スパッとかわしてしまうのだろうけど、どうにもこういう「パス」が苦手です。
コースの後半には、シケインと階段上りが連続して設置されています。
スムーズな降車→担ぎ→乗車が鍵となります。
うん、降車の時にペダルから足が外れないでひっちゃかめっちゃかになっています笑
動画とは違う周回ですが、後ろから来た人のアウターリングが私の足にヒットしてめちゃめちゃ痛いというハプニングも(´;ω;`)
事前にほんの少しの練習はしていましたが、シケインは練習不足ですね。
大先輩からコツを教わったり、YouTubeで動画をみたりはしましたが、身についていない。
斜め後ろ45度後方に飛ぶように降りる!のがコツのようです。
あと、シケイン前の惰性区間がやたら長いのもダメですね笑
で、こちらが見せ場&数少ない追い越しポイントの階段上り
俺氏、すげぇ衰弱してヨボヨボじゃん…
頭の中ではすっげぇ走ってんの!
これでも!!軽やかに!!
客観的に物事を見るって大事ですね。
どう見ても歩いています。本当にありがとうございました。
そういえば、「階段はゆっくりでも良いから一段飛ばしがオススメ!」とアドバイスを頂いていた。
色々な事がありすぎて頭から抜けていたorz
階段を上って、スタート地点に戻ってくると、
ようやく自転車に乗ってバックストレート区間に!
今日、私が輝けるのはこの30秒くらい。
ここで周回ごとに数人追い越して、何とか順位を上げる事ができた。
そして最終周回に入ってスタンディングやシッティングを繰り返しながら粛々と走っていると、サドルから
バキッ
と嫌な音が…
Oh・・・サドルが超前上がりになった・・・
ここ、何故か良く動くので、カーボンペーストを塗って親のカタキのようなトルクで前日に鬼締めしたんですが、それでも動いてしまいました。不幸中の幸いか、まだギリギリ走れるくらいの角度だったので、騙し騙し最終周回を走りました。
結果・考察
27/42位でした。もう少し行けるなと思ったけど、ちょっと残念。
(レース自体はお祭り騒ぎでとても楽しかったです!)
ラップタイムが即日公開されるのも良いですね。
累積ラップタイムしか出ないので、周回のラップタイムも出して、平均を見てみました。
気付いたことは、1周目、2周目、3週目と進んでいくと、皆さんどんどんラップタイムが縮んでいるようです。
コースコンディションが周回ごとに良くなっていくのと、慣れと、集団がばらけるからなんでしょうね。
レース中も段々と早く回れているような感覚があり、「よーーーーし段々調子が上がってきたぜぇ!!!!時間が長いほど俺のターン!!」とか思っていたんですが、どうやら全体的にそういう傾向だったみたいですね…。全員「俺のターン!」って思っていたのかも?
あと、上位の人は最初から集団に巻き込まれずにタイムが一定ですね。
あるいは、パスが上手で周りに乱されずに自分のペースで走れているように見受けられます。
グネグネの本コースでフン詰まり&泥にびびってカーブがやたら遅かったのが伸び悩みの原因かと思います。
まともに踏めてなくてPWRが全然活かせてないのが勿体ないですね。
PWRだけじゃどうにもならなくて、バイクコントロールやライン取りも非常に大事なんだと改めて感じました。
あと、シケインと階段も動画を見た限り伸びしろしか無いかと笑
折角恵まれた練習環境があるので、もっと順位が伸びるように頑張りたいですね!
最後にですが、チームの皆さんと一緒に大会で走れたことが本当に楽しかったです!
沢山の声援・動画や写真も撮っていただいてありがとうございました!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
稲城クロスは「近くて安くて参加しやすい」をスローガンにしているようですが、実際に走ってみて、その通りであると実感しました!
シクロクロスのバイクが無くてもMTBがあればとりあえず参加は出来ますし、参加費用も3000円台とリーズナブル。
シクロクロスとはどんなもの?と体験してみるにはうってつけの大会でした!
初心者にこそオススメの大会かと思いますので、シクロクロスに興味が沸いたら次回エントリーしてみましょう!
稲城クロス公式ホームページ