はじめに
私が実際に走り、記憶に残った場所を皆様に紹介します。
また、行きそびれてしまった気になるスポットも紹介します。
体験談ベースなので、独断と偏見に満ちたリストになってなっていることをご承知おきくださいm(_ _)m
普通のオススメスポットと比べたら相当に偏ってます。。。
たくさんあるので、目次から気になるところを覗いてみてください。
更新履歴
この記事は、随時追記&更新していきます。
2021/11/19 新規作成
2021/11/29 福島県 磐梯吾妻スカイライン・吾妻小富士
2021/11/29 宮城県 松島四大観 壮観・大高森
2021/12/02 青森県 下北半島・仏ヶ浦
2021/12/02 岩手県 八幡平アスピーテライン
全体地図【東北地方】
福島県
八溝山
2021年10月のツーリングでこの辺りを走行。その時のおはなし。
県道377号線 旧久慈川林道のダートを通って登ろうとしたら、
なんと2121年4月~2022年3月末まで土日祝まで道路災害復旧工事施工のため全面通行止めでは無いか!
林道入口までアナウンスが無いので、行きたい人は要注意。
八溝山の南側のルートは「八溝山まであと○km」みたいな看板が多くて推しなのが分かるんだけど
北側に関してはこの手の看板が全然ない。一般的には舗装されている南ルートが推奨されているんだろう。
仕方なく八溝山の南まで大きく迂回して、八溝林道 (八溝嶺神社参道)から登っていくことに。
どうも、茨城県最高峰(筑波山じゃないのよ)ということもあって、ロードバイクのヒルクライマーも多めである。
後から調べたら、StravaでYamizoClimbで登録されている。(鳥居~行き止まりの展望台まで)
6.53kmの平均勾配8.9%の中々の激坂の様子。
富士あざみラインの11.29kmの平均勾配9.9%に比べたらかわいいものだけども。
さほど視界の開けない激坂をオートバイで鼻歌まじりで登っていくと、あっという間に山頂。
道路の終点にバイクを停めて、1分ほど案内に沿って歩くとすぐに展望台。
ただ、やはりツーリングマップルでも色が付いていないだけあって
八溝林道~山頂の展望台はちょっと物足りない感がある眺め。
目指しているのは、色が付いている八溝山~南方須佐木線方面の道。
GoogleMapを見ていると那須高原デジタルテレビ中継局なんかもあるので、
眺望が期待できそうな予感!
北側からの 旧久慈川林道 との分かれ道を過ぎたあたりから、予想通り視界が開けてくる!
尾根沿いの道は全国数多けれど、本当の尾根伝いで両側の視界が開けている場所は中々貴重!
ガードレールも無くてすごい開放感。
八溝山の展望台へのルートと異なってグッと交通量も減るマイナーな道だけれども
北茨城・南福島・南栃木あたりのエリアを通過の際にはオススメ。
道はだいぶ狭いので、スピードでは無くトコトコと景色を楽しむのがメインになるかと。
四輪車は離合困難箇所あり。交通量は極小。
高塚高原キャンプ場~ユーラスエナジー滝根小白井
2021年10月のツーリングでこの辺りを走行 。
ツーリングマップルでは国道399号の方に紫色が付いており、高塚高原の方には薄い紫色しか付いていない。
阿武隈山地の最高峰というマップルの記述から何となく直感で気になったので、こちら側を走ってみることに。
県道112号富岡大越線側から高塚高原キャンプ場方面に向かう。
キャンプ場までの道はあまり印象に残っていないし、キャンプ場の駐車場からもあまり展望は望めなかった。
ちなみにこのキャンプ場は無料キャンプ場。ホームページを見ると散策路には絶景スポットもある様子。
少し散策してみるのも良いかも知れない。サイトからはあまり景色は見えなさそうだった。
キャンプ場を抜けて県道36号方面に向かう。
目的地の方向(八溝山方面)がマップル記載の薄い紫の道とは異なるので、
ナビの中継地点に「ユーラスエナジー滝根小白井」を追加してさらに走ると、
視界にチラチラと見えていた風力発電が次第に近づいてくるではないか!
Googleナビさんの案内に従い、風車を横目に交通量皆無の道を進んでいくと、なんと風車の真下にある広場にたどり着いた。
あまりの迫力で夫婦にキャーキャーと写真をパシャパシャしながら盛り上がって歩き回っていると、
奥に続く道も発見。風車のメンテナンス用の道と思われる。
特に封鎖されたり注意喚起の看板なども出ていないので、少しお邪魔してみることに。
嫁さんが数か月前にダートで転んで怪我をしたという事もあり、
怖くて数百メートル程度しか進めなかったものの、かなりの展望が目の前に!
アドベンチャー感たっぷりでめちゃめちゃ気持ちがよい!
ダートの先は上り坂になっており、終点がどうなっているのは気になるところ。
国土地理院地図を見てみると、終点から2個目の風車あたりが絶景かも知れない。
オフ車乗りの皆様、ぜひその目で確かめてみてください。
磐梯吾妻スカイライン・吾妻小富士
2009年9月に訪問。
もはや解説の必要が無いほどのメジャースポット。
浄土平レストハウスにバイクを停めたら、そのまま正面の吾妻小富士のお鉢巡りをするのがお勧め。
駐車場から山頂部までは徒歩で約10分。ぐるっとお鉢巡りをするとおおよそ1時間程度掛かる。
走りやすい絶景道路のワインディングも楽しいけど、山頂から眺める日本離れした景色もしっかり見ておきたい。
このアメリカ?のような景色が広がるエリアは、バイクだとあっという間に通り過ぎてしまう。
たまにはバイクから離れて散策するのも良い。
福島市観光ノートによると、規制によって入れなくなることもあるようなので、事前にチェックしておいた方が無難。
磐梯吾妻スカイラインが通行できる期間は、例年4月上旬から11月中旬です。期間中であっても、路面凍結や積雪、火山性ガス濃度、噴火警戒レベルによって安全が確保できない場合は通行規制を行います。通行規制情報をご確認のうえ、お出かけください。
福島市観光ノート
宮城県
松島四大観 壮観・大高森(宮戸島)
2009年9月に、松島に行くなら何か松島っぽいところに行きたくなって訪問。
「宮戸島」という事で島なんだけれども、道路が繋がっているので気軽に行ける島。
当時から10年以上も経って記憶が薄れているのだけれども、
「ま~~これくらい行んべぇ~~」と四大観に繋がるどこかダートに迷い込んで大変な目にあった。
もちろん、展望台からの眺めは格別である。
牡鹿半島のコバルトラインと並び、仙台、松島あたりのツーリングの際はオススメ。
神割崎キャンプ場
2021年10月のツーリングで利用。海沿いの崖の上というロケーションの、気持ちの良いサイト。
バイク乗り目線の箇条書きキャンプ場情報
・ロケーション:海沿いの崖の上、見晴らしは素晴らしい(特に第三キャンプ場あがりからの海の眺めは最高)
防風林に囲われたサイトもあるので、強風時はそちらも使える。
フリーサイトの第一~第四サイトは好きに選べる。サイト以外でもテントが張れそうなら泊まってOK。
・お風呂情報:近隣温泉はホテル観洋。12km車で13分。バイクだとちょっと行きたくない距離。施設内にお風呂は無いが、温水シャワーが無料で使える。2021年10月にサニタリーハウスがリニューアルオープンしている。珪藻土バスマットまでひかれており、非常に快適にシャワーが使えるので十分満足。
・薪:売っている
・2名で1テント+1タープで1泊した時のモデル料金:(フリーサイト) 2000円
・特記事項:なし
岩手県
小田越登山口~川井住田大規模林道
2021年10月のツーリングでこの辺りを走行。その時のおはなし。
この時は、10月中旬ということで八幡平アスピーテラインの紅葉が見頃かなぁと思っていたのに
寒波が襲来して積雪&通行止めに…。日本海側の地域は概ね雨の予報。
仕方が無いので、奥羽山脈沿いのツーリングエリアは諦めて、
晴れ間を探してもう少し太平洋に近いほうのエリアを走ることに。
盛岡方面から荒川高原の方に抜けたかったので、県道25で小田越を抜けてタイマグラ方面へ。
県道25はツーリングマップルでもマークされていない道だけれども、小田越からの早池峰山の眺めは中々の壮観!
(ただし早池峰山の写真はない)
ただ、アスピーテラインが通行止めになるレベルの寒波の中でこの道を通るのはオススメしかねるところ。
下の写真を見て分かる通り、凍結の一歩手前かと。。。
嫁さんと「何これスキー場の空気と同じだよ!凍っているかも!!凍っているかも!!日陰とか!!」と
キャーキャー騒ぎながら最徐行で通過したので、僅かな距離を走っただけで疲労困憊に・・・
結果として凍結は無かったので何とか無事通過。
ちなみに標高は1240mだそう。平地より7℃は低いので気を付けましょう。
県道25号から荒川高原方面に向かうには、マップルを見ると分かるけど、
川井住田大規模林道の他、もう一本荒川林道が通っている。
県道25号側から入口を見た感じ、フラットダートの様子に見えた。
凍結一歩手前の小田越えにビビりまくって迂回してしまったが、このダートも中々気になるところ。
他のネット上の情報によると、フラットで走りやすいダートのようだ。
さて、 お目当ての川井住田大規模林道 に到着。
対向2車線の国道レベルの快走路♪
ツーリングマップルでは340号の方に色が付いているけど、どっちも通ったがこちらの方が圧倒的に気持ち良い道!!
交通量もほぼ無しで独占感を味わえます。
かなりマイナーなルートだけど、盛岡や遠野方面を走る際にはオススメのルート!
路面も綺麗でカーブも緩やかなので、気持ちよく緑の絨毯が広がるワインディングが楽しめること間違いなし!
志賀高原とかビーナスラインを1000だとすると、740くらい楽しめる感じ。(何の単位かは謎)
八幡平アスピーテライン
2014年5月上旬、盛岡でわんこそばを夫婦で200杯食べた翌日に訪問。
東北のオススメルートで八幡平アスピーテラインを外してしまうようでは、記事のクオリティが問われるレベルと言っても差し支えないくらいなメジャーなルートだ。
日本を代表する絶景ルート
これぞ極上路!
ツーリングマップル東北
雪の回廊を楽しみにしていたのだけれども、前日の雨で凍結して通行できず。
2021年10月にも紅葉を楽しみにして行ったのだけれども、強烈な寒気の影響で凍結し、これまた通行できず。
2010年8月のツーリングで走ったような気がするものの、
「うへぇぇぇぇぇ!!気持ちいいいいぃぃぃぃぃぃ!」って写真も撮らずに
サルのように通過したらしく、何も残っていない。
八幡平アスピーテラインの近くには、鋼の包丁が1日で溶けるほどの強酸性の玉川温泉や
八幡平の高原の絶景が楽しめる混浴露天風呂の藤七温泉(画像検索)など、気になるスポットが色々とある。
八幡平頂上付近にある鏡沼の雪解けの様子が龍の目のように見えるドラゴンアイ(ブログ)なども、
5月下旬~6月上旬の限られた期間で楽しむことが出来る。
ツーリングの日程は余裕をもって、1日くらいかけて八幡平周辺エリアをゆっくりと楽しみたいものである。
岩手山焼走り国際交流村
2021年10月のツーリングで利用。
八幡平アスピーテラインのすぐ近くなので、ベースキャンプとして周囲を何日かめぐる基地とするのにオススメのキャンプ場。
一滴でも雨が降りそうならキャンプはしない、ヘタレキャンパーな我々。
訪問当日は到着直前で雨が降り出した&雪が降りそうなほどの寒さなので飛び込みでコテージに宿泊。
平日なのでサイトはガラガラ。コテージも空いていて無事に宿を確保することができた。
キャンプ道具満載でコテージに泊まるのは負けの気もするけど、たまにはコテージに泊まるのも良い!
・雨風の心配不要!
・テントの設営&撤収が不要なので、当日&翌日は目一杯ツーリングに回すことができる
・布団でぐっすり寝られる!
連日のツーリングで溜まった疲れもリフレッシュ!
バイク乗り目線の箇条書きキャンプ場情報
・ロケーション:岩手山が眼前に広がる大迫力。ふもっとっぱらキャンプ場のような広大な芝生サイト。
フリーキャンプ場は先着200組、特設フリーサイトは予約制の先着50張りまで。
(フリーキャンプ場=焼走り野営場なのかはHPを見た限りでは不明)
・お風呂情報:焼走りの湯が併設。徒歩圏内。大人1名600円。ドライサウナあり。
・薪:600円
・2名で1テント+1タープで1泊した時のモデル料金:(焼走り野営場) 900円 コテージ8500円。
・特記事項:なし
秋田県
男鹿半島・大潟村とその周辺
2010年8月末のツーリングでこの辺りを走行。その時のおはなし。
秋田あたりのコンビニで休憩していると、にこやかにナンシーに話しかけられる。
ナンシー「くぁwせdrftgyふじこlpなまはげ館wwwwwwwwwwwwwww」
ナンシー「ry8ひおfs8rtr9なまはげ館wwwwwwwwwwwww」
訛りがひどかったが、とにかく男鹿半島に行くなら「なまはげ館」がかなりオススメらしい。
※ナンシーとは (90年代から続くレガシーな雰囲気のブログ記事)
当時はハーレーに乗っていたもんで、ナンシーホイホイ状態である。
なまはげ館も含めて、男鹿半島をぐるっと回ってみることに。
この辺りでは、夏に走行していると頻繁にアイス売りのオバさまが出没する。
炎天下で地平線まで続くような国道の中、
突如パラソル一つで道路わきでアイスを売っているオバさまが見えてくるのだ。
バイクで気持ちよく走っていると、気付いた時にははるか先に
行ってしまっているパターンがほとんどなんだけれども(´・ω・`)
そんな悪条件な出店場所ではなく、「道の駅 あきた港」の特等席にて
ババベラアイス売りのオバさまを発見して、思わず注文。
とても丁寧にヘラで綺麗にアイスを盛り付けてもらえる。
味は何とも素朴で懐かしい味。映えも期待できるので秋田ツーリング際には一つオススメ。
さて、道の駅からそのまま男鹿半島に北上。
国道101号線を走っていると、道路わきから巨大なははげ像がお出迎え!
秋田方面~入道崎までは、県道59~県道121の海沿いの道が大変気持ちが良い。
特に県道121までくると草原が広がり爽快に走れる。
岬に到着。
信じられないくらいチープな雰囲気の土産屋さんが
地平線から大量に登場してくるではないか!
安易に大音量で演歌を流すのとか、店の名前「なまはげ御殿」とか、もうね、どんだけ昭和かと。
どんだけ観光客が観光バスでピストン輸送されてきても、全員飲み込んでやるというバブリーなキャパシティを感じる。
ただし、店先で売っていたつぶ貝の串焼きのウマさは異常。
さて、入道崎も堪能したし、あとはナンシーお勧めの「なまはげ館」か…。
一人で行くのかぁ・・・。
なまはげラインを進んでいくと、トーテムポールを発見。
実際に行ってみると、かなりの人気施設ではないか!
なまはげ実演もやっているものの、満席で入れず!
一人で行くにはちょっと気恥ずかしいものの、中々見ごたえのある博物館だった。
なまはげ館の近くで、当時は行き逃してしまったのが寒風山パノラマライン。
寒風山パノラマラインで画像検索すると分かるけど、ここも山の上に草原が広がる絶景ロード。
今度行く機会があれば是非立ち寄ってみたいところ。
巨大なまはげ像、なまはげ御殿、なまはげロード、なまはげ館、なははげキャンプ場と
なまはげで胸やけしそうになりながら、男鹿半島周遊が完了。
男鹿半島に行ったのであれば、ついでに寄りたいのが大潟村。
八郎潟を干拓し、1964年に出来た村だ。
地図を見ると分かるけど、人工的な土地であることからほぼ直線の道路で構成されている。
干拓地であるから高低差もほとんどない。
これは中々の眺めが期待できそうだ!
ばぁぁぁぁぁん!
地図を見て期待した通りの直線路!でも両脇に木で見晴らしがイマイチ?
適当に脇から伸びている砂利道にも行ってみよう!
どぉーーーーーん!
地平線まで広がる田んぼ!
上の2枚の写真、正確な場所は今となっては分からないけど、大潟村の農地部はだいたいこんな感じなのかなぁ。
8月のこの時期も良かったけど、秋になったら田んぼが金色になって綺麗なんだろうな~。
5月の水田の季節も良いんだろうな。
大潟村公式ブログを見ると、まるでウユニ塩湖のような綺麗さだ。
4月下旬は菜の花ロードで桜と菜の花が地平線まで続く道が楽しめる(画像検索)みたい。
ただ、凄い渋滞の画像も混ざっているので、GWは気をつけたほうが良さそう。
鳥海ブルーライン
2010年8月末のツーリングでこの辺りを走行。
出羽富士こと鳥海山。
ツーリングマップルには以下の解説。かなり期待度が高まる!
「眼下に庄内平野を見下ろす はるか遠くに浮かぶ飛島を眺める」
ツーリングマップル東北
「眺望抜群 高さ300mの断崖を望む」
「日本屈指の極上路!」
が、実際にツーリングに行った時の眺めはこちら・・・
多分、鉾立展望台の駐車場かな。
鳥海ブルーラインで画像検索すると分かるのだけれども、晴れていれば絶景間違いなし!
鉾立展望台の駐車場のすぐ近くの展望台ではなく、登山道を徒歩10分程度上った先の展望台の景観が素晴らしいとの事。
また、GWの時期に行くと雪の回廊も見られる(画像検索)!
凍結さえしていなければ、ロングツーリングのハイライトになりそう。
いつかリベンジしたい道の一つ。
青森県
竜飛岬周辺
2010年8月末のツーリングでこの辺りを走行。
鯵ヶ沢→竜飛岬に向かって走る。
眺瞰台「龍飛岬・津軽海峡越しに北海道を眺める」
ツーリングマップル東北
期待しながら道を進んでいくと…
うん、北海道どころか自分が乗ってきたバイクが見えるかも危ういレベル。
峠付近だけ雲が掛かってこんな状態だった(´・ω・`)
竜飛岬には日本唯一の階段国道とか、おいしい海鮮丼のお店なども並んでいる。
当時は見たい場所がありすぎて駆け足で通り過ぎてしまった半島だけれども、
海岸線をぐるっと回るルートは中々の気持ちよさでオススメ。
あっ!外ヶ浜町から脇野沢まで、津軽半島から下北半島に渡れるフェリーあるじゃん!!
これ乗って津軽半島と下北半島両方ツーリング出来ちゃうじゃん♪俺って天才♪
陸奥湾フェリー
「終フェリーは14:00です」
15時くらい外ヶ浜に到着して、フェリーに乗ろうとしたときの絶望感と言ったら…
そんなん、早くても日没の時間帯くらいまでフェリーあると思うじゃん?
竜飛岬で昼ご飯食べた後に、大間町の知り合いに会いに行く約束をしていたのが
甘い見通しで大迷惑を掛けた訳であります。フェリーの時間には気を付けましょう。。
大石神ピラミッド
2010年8月末のツーリングでこの辺りを走行。
十和田湖から八戸方面に走っていると、何やら気になる看板が。
「← ピラミッド」
おいおい青森にピラミッドがあるなんて聞いていないぜ。
中に入ると、さっそく案内板が。
等幅フォントで詰め詰めで書くとかさぁ…
CSVファイルじゃあるまいし。
どうやら前日にキリストの墓を見つけた調査団が
興奮覚めやらぬ状態で発見したらしい。
一つ目のピラミッド到着。
さらに奥に進むと、なにやら'80s感が溢れる案内図が。
赤マルに注目。「うそ」と書いてある。
これは一体どういうことだ。
真相を確かめるべく、さらに奥に進む。
なんだか物凄く訴えてくる看板が出てきた。
「100m上、小さな石が四つあるだけ
ピラミットではない」
あの落書きの文字だ。
…確かにそうだ。小さな石が四つあるだけではピラミッドとは言えない。
反論の余地は寸分たりとも残されていない。
ピラミッドとはこういうものだ。
少なくとも私はそう思うし、落書きを書いた人もそう思った事だろう。
思考を現実に戻し、再び落書き看板の先を見上げてみる。
果たしてこの青森のやぶ山の中に、
(あのエジプトのような)ピラミッドが存在するのだろうか・・・?
・・・いや、ない。
私はそう確信し、 わざわざ角材とベニヤ板とサインペンと釘とトンカチまで持ってきて、
この地に渾身の看板を作った人物が、どういう気持ちでコレを作ったのかに思いを馳せ、この地を去る事に決めた。(単に上るのが面倒になった)
実際に小さな石が四つだけなのか、気になる人はその目で確かめてほしい。
猿ヶ森砂丘・桑畑山・片崎山・尻屋埼
2010年8月末のツーリングでこの辺りを走行。
青森には猿ヶ森砂丘と呼ばれる、日本最大の砂丘がある。
その面積、なんと鳥取砂丘の27倍というのだから恐れ入る。
そういう砂丘があるというのは事前情報として知っていたので、
近くを通った時にチラっと見てみようと思っていたのである。
実際に行ってみての結論。
道路脇から猿ヶ森砂丘のチラ見は一切できない!!
鳥取砂丘の27倍もあるならチラ見くらい出来そうなもんだと思うのだけれども、実際には防風林?ヒバ埋没林が道沿いにずーっと続いているだけで、砂丘はちっとも見えない。
「ヒバ埋没林はこちら」という看板がやたら出ており、
現地的には推し推しであることが伝わってきたので
(奥に行けば砂丘がチラ見できるのでは無いかと内心考えつつ)
とりあえず入って15分ほど散策してみる事にした。
( ´_ゝ`)フーン
ま、確かに埋没してるわ。してるしてる。
あっ・・・
なんだかどぎついカラーのキノコが生えている・・・。
後で調べたら、タマゴタケって言うらしい。
結構美味しいらしいので、道の駅とかで売っていたら買いかもしれない。通販だと1kg6000円とかで売っている。
と、いうわけで猿ヶ森砂丘の探索は、
下調べなしで行くと砂丘は全く見る事が出来ず、珍妙なキノコを発見しただけで終わったのである。
悔しいので、下調べ情報を追加。
猿ヶ森砂丘がみえるスポットは、主に以下の4つ(小野田沢、尻労、片崎山、桑畑山)とのこと。(色んなブログから引用)
砂丘の両端の集落からチラ見したい場合
・小野田沢からのアクセス
・尻労からのアクセス
近くの山に登ってチラ見したい場合
・片崎山からのアクセス
・桑畑山からのアクセス①
・桑畑山からのアクセス②
確実に見られそうなのは尻労方面かな?小野田沢からも普通に見えそうだ。
一番行ってみたいのは桑畑山。山頂からの眺めは中々良さそうである。
引用した桑畑山の2つの記事は、どちらも徒歩でちょっとした山登りになる。
国土地理院地図をみると、岩屋地区から岩屋ウィンドファームを抜けて桑畑山に到達できる道が確認できる。
ただし、岩屋ウィンドファーム内の道は点線。
凡例に従うと「庭園路」なので、一般車両が通過できるのかは行ってみないと分からない。どちらかというと、通れない可能性が高い。
※黒の実線は軽車道。オフ車であれば通過できる道であることが多い。点線は徒歩道なので、車両は無理。
風力発電のすぐ近くまでバイクで行ける場所は、ほぼ例外なく眺めが良い。
いつかの東北ツーリングの楽しみにとっておこうと思う。
さて、猿ヶ森砂丘の近くに来たのであれば、当然尻屋埼も寄ってみたい。
なんでバイク乗ると岬という岬に行きたくなるのか、それはよく分からないけど
とりあえず目についた岬は一通り行ってみるというのが世のバイク乗りだと思う。
岬周辺には牧草地が広がり、 寒立馬が放牧されている。
中々の最果て感が味わえる道である。
入口にはゲートがあるので、通行可能時間は要注意。
4/1~30:8:00~15:45、
5/1~11/30:7:00~16:45、
12/1~3/31:冬季閉鎖
下北半島・仏ヶ浦
2011年9月に訪問。
下北半島の海岸線をぐるっと一周する国道338号は、海沿いの断崖を望む絶景のワインディングロードで、
下北半島に来たなら恐山と並んで外せない道である。
ただ、「うへぇぇぇぇぇ!!気持ちいいいいぃぃぃぃぃぃ!」って写真も撮らずに
サルのように通過してしまっては勿体ないのが仏ヶ浦である。
遊覧船が何か所か存在しており、これがまた大変オススメなのである。
佐井村の「津軽海峡文化館アルサス」というところから観覧船が出ている(公式ホームページ)。検索するとすぐに引っかかるのはこれだ。
また、牛滝という所から「夢の海中号」という船も出ている。(ソース(写真の解像度が低すぎるだろ…))
私が乗ったのは牛滝のほう。下の写真の船の名前を手掛かりにして思い出せたが、検索してもちょっと分かりづらい。1000円で楽しめる。
これらの観光船に乗って道路からは見えない 仏ヶ浦の奇岩を拝むのもかなり楽しい。
遊覧船くらいであれば、コミュニケーションに不安があるオッサン一人でも気後れする必要はない。
「はぁぁ・・・」とか「ほほぉぉ・・・」とか感心した様子を醸し出しながら
自慢のカメラをパシャパシャしていれば問題なく楽しいひと時を過ごせるはずだ。
お手持ちのツーリングマップル、古くなっていませんか?
いかがでしたでしょうか?
上記様々な場所を紹介しましたが、ベースはツーリングマップルを参考にして訪問ルートを考えています。
ツーリングマップルは毎年更新されます。
3年くらい経つと、新しくパイパスが開通したり、食事処の開店・閉店など結構状況が変わります。
そろそろマップルが古いかなぁ、と思ったら最新版の購入がお勧めです!
2021年度版より、広域農道の色が薄い黄色からオレンジ色に変更されて見やすくなりました!