自転車

SDA王滝2022 MTB100km 参戦レポート

2022年11月21日

日本最大のMTBクロスカントリーレース!

2020年、2021年、2022年春とずっと開催が延期になっていた
セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝が3年振りに開催されました!

私は2020年にその存在を知って以来、数々の楽しそうなレースのお話を耳にしてずっと気になっていたのですが
この度ようやく参加することができたので、その様子をお届けしたいと思います。
なお、王滝に向けての機材、補給食、練習などについてはこちらの記事にまとまっています。
ぜひ合わせてご覧ください。

Team轍屋より参戦

元々は家の近所にあるというきっかけで2020年後半より通い始めた轍屋さん。
初めてロード朝練にクロモリ+鉄下駄ロードで参加した日はあっという間に千切れて「やべぇ奴らが集まっている店じゃないか((((;゚Д゚))))」
と思っていましたが、初心者から半年ほどパワートレーニングをしたことで、ちゃんと一緒に帰ってこられるようになりました。

なお、店長は2019年グラベル100kmクラスで2位、奥様は2016年から2019年 5月&9月SDA王滝優勝(何連勝?)ということで、
王滝のノウハウなら100%間違いなしです。

7月後半~9月頃まで、王滝に向けた練習ということで、MTBでオンロードを走る練習会が多めでした。
皆さんご存じの通り、東京や神奈川から気軽に行ける林道というものは殆ど存在しません。
林道で走る練習ももちろん必要ですが、MTBで長時間タレずに走る体力を付けるには、舗装路をロードのようにモリモリ走るのが手っ取り早いと…。

ある日の走行ログを見返したら、87km、獲得標高800mの練習コースを3時間強で戻ってきたので、平均時速が27.7km/hでした。
ロードで同じようなコースでも平均時速30.6km/hとかなので、軽量なクロカンMTBは舗装路でも中々の走破性です。
なお同じコースを店長と奥様だけで走ると同じコースを2時間30分とかで帰ってきます。。。

轍屋さんがショップを挙げてサポートして頂けることもあり、
何と今回は20名弱の大勢力での参加となりました!
ただ、レース直前に店長と奥様が体調を崩して今回のレース不参加になってしまったのが、本当に悔やまれます。

Team轍屋トランポ
トランポ4台で大移動!ハイエースの上に載せて高さ大丈夫?と思いましたが、国道の高さ制限4.1mに対しては全く余裕ですって。

2022年9月王滝のコース・獲得標高は?

公式ホームページからコースマップがダウンロード可能です。林道崩落の影響により、100km部門/120km部門が同一コースでの開催となりました。レース後のGPSデータを確認すると、84km、獲得標高2200mでした。舗装路でもまぁまぁしんどいスペックですが、60km以上はダートなので、上記の倍くらいを覚悟しておくといい感じです。

2022.9.18 レース本番

スタート前の場所取り~スタート

レース会場近くのお宿に宿泊。
起床はAM3:00。
バイク整列がAM4:30スタートですが、その時間ギリギリに到着したのでは良い位置が取れないという事で
4:00には会場入りし、バイク整列のアナウンスが出ると同時にコース上にバイクを置きます。

王滝スタート前
AM4:30 まさに殺伐とした場所取り

もうこの段階でレースが始まっているんですね。
整列が終わった後、トイレが猛烈に混むという事なので、車で再度宿に戻ってトイレを済ませ
AM5:30くらいに再度バイクを置いた場所に戻ってきました。

私はレース初参加ですが、轍屋さんの過去の経験の蓄積のおかげでスムーズに出走準備が整いました。

レーススタートのAM6:00…のちょっと前に神主さんが登場します。
御嶽山に二礼二拍手一拝をし、安全祈願のお祓いをして頂きます。

王滝スタート前
すごい台数!もう道がギュウギュウですって!

そしてAM6:00、スタートの号砲です!

パレード区間(ただしタイム計測区間)

今回は8月の大雨による林道被害の影響で、例年とはかなり異なるコースレイアウトとなり
なんとスタートから20kmはパレード走行区間という事でした。(例年はパレード区間は数キロ)

これはレース前日にパレード区間を試走した時の写真

数百人規模で一斉にMTBで道路を走るという経験は初めてですが
「みゅ~~~ん」という物凄いロードノイズが辺りを包み込んでいるんですよね。

タイヤのロードノイズの音だけが広がり、みな無言で一斉にMTBを漕いでいるという非日常の光景に
否が応でも気分が高揚してきます。

パレード走行の先頭は軽トラックが先導します。
大体3倍~3.5倍程度のスピード感での走行でした。(MTBにパワーメーターが無いので、心拍からの推測ですが)
先頭集団から離れない&サグ部分でのスピードダウンで追突しないよう、冷静に進みます。

パレード区間の後半に狭いトンネルがあります。
乗用車のタイヤが通るであろう場所に幅50cm程度のコンクリート舗装が2本通っており、
その他は砂利が敷き詰められているという、他では中々お目に掛かれない特殊なトンネルです。
後で調べたら、蜂淵トンネルという立派な名前が付いていました。

ここで追い抜きなどが発生するとかなり危険なため、全員一旦停止し、
2列に整列して整然と走るようにアナウンスがありました。

パレード区間とは言え、既にタイム計測は始まっています。
トンネル待ちの行列の後方になってしまった場合は、かなりタイムロスになったものと思われます。

この付近でシングルスピードのTeam轍屋のTGWさんにぶち抜かれます。
ギアが1枚しかないので物凄いケイデンスです!

STRAVA
パレード区間前半 混乱も無く静かに進む
STRAVA
Team轍屋より親方氏がパレード区間で世界2位にランクイン!なぜここで出し切る…!笑

リアルスタート~CP1

三浦ダムを越えると、いよいよ約1時間のパレード走行が終わってリアルスタートになります!
皆さんコーフンして凄い勢いで登っていきます。
私は心拍を85%程度で抑える作戦のため、ガンガンにぶち抜かれます。
今年の富士ヒルは1時間19分だったので、それなりに登りで前の方に行きたかったのですが
いかんせん8月下旬の富士3Peaks挑戦以来すっかり調子を落としてしまったので
心拍85%だと3倍ちょっとくらいしか出ていなかったと思われます。

このしょっぱなの未舗装路の登りは、4.4km、獲得標高280mの勾配6.2%です。
(ちなみにここまでのパレード走行が約19km、獲得標高400m程度です)

STRAVA
心拍を上げず冷静に行く作戦。


ヤビツ峠で言うと、蓑毛バス停→菜の花台が4.0km、獲得標高250mの勾配6.0%なんで、ほぼ同じスペックなんですが
未舗装路という事で体力の消耗度はヤビツの比では無いです。
王滝のこの登りは3倍で登って30分、ヤビツTTで当該区間は4倍で登って14分くらいでした。

途中、NHKのチャリダーで来ていた猪野さんにも抜かれました笑
一瞬元気が出て追いかけてみたんですが、あっという間に消えていきました!速い!流石坂バカ!

この登りが終わると、チェックポイント1です。
水も食料もたんまり持っているので、スルーします。

当日はこんな感じで、台風大接近でしたが、
岐阜県と長野県にまたがって北西-南東方向にほぼ一直線に連なっている阿寺山地あたりで雲がせき止められたのか
CP1を過ぎたあたりで奇跡の晴れ間が覗いてきました。

天気図
925ヘクトパスカルのヤバいやつ接近中


三浦貯水池を眼下に、遥か遠くに御岳山を望む大絶景です。
レース中なので写真を全く撮れないのが残念ですが、中にはスマホで写真を撮られている方もいました。

2022王滝
雨予報だったのがまさかの晴れ間!

CP1→ループ区間登り

CP1→CP2区間は、ダウンヒル、平坦、登りが均等に入る、比較的走りやすい区間でした。距離はおよそ30km、全て未舗装路です。
レーススタートから既に1時間半が経過していましたが、心拍85%をキープしていたお陰でタレ感はまだ無く、気持ちよく走れます。
とは言え、CP1→CP2まで要した時間は2時間。地味に体力ゲージが減っていく感じです。
三浦貯水池の湖畔まで降りると、このレース内の数少ない平坦地となります。ベタ伏せで踏んでいきます。

STRAVA
たのしーー♪って感じの区間(語彙力…)

CP2を経過して少しのダウンヒルを終えると、42km/20kmクラスが走るループ区間の後半部と合流します。
ここまでに要した時間は3時間半です。CP2通過順位は、462人中91位。

合流後のループ区間後半の登りは、3km、獲得標高230mの勾配7.6%です。
最初の未舗装路の登りよりも斜度がキツく、勝負所になります。
ここのポイントは、42km/20kmクラスのライダーと合流するため、コースが混雑して難易度がグッと上がります。

平均勾配7.8%と聞くと「大した事無いじゃん」って思うかも知れませんが、MTBに初めて乗るような初心者の方は
踏み方などが分からずにリアが滑ってしまい、うまく乗車できないケースもあります。
また、ヒルクライムの経験も浅いと、登りに必要な最低限のパワーをキープ出来ない事もあるでしょう。

というわけで、ループ区間の登りはバイクを押して歩く「ゾンビ軍団」が大量に発生することになります。
「ゾンビ軍団」の皆様は、大抵「路面が比較的良い場所」を歩いておられるので、
彼・彼女らをパスするためにはボコボコした走りにくいラインを強制させられ、物凄く体力が削られます。

STRAVA
路面の良い場所を歩くゾンビだらけ!!

ループ下り+もう1周ループ

ヒーコラ言いながらループ区間登りを終えると、長いダウンヒル区間に入ります。
前半はガレた下り、後半は舗装路下りです。
ガレ下りが苦手なので、ガレ下りは下位35%くらいの慎重ペースで下り
舗装路下りは上位25%くらいのペースで気持ちよく鬼踏みしながら下ります。
おっ、グラベル部門のS原さんも見えた!下りで苦労しているようだから抜いてみよう!
筋肉ブロガー&シクロC1ライダーのマッチョ氏も歩いている?(手持ちのパンク修理グッズが尽きたらしい)

そして、スタートから4時間20分が経過。
ゴールゲートを通過!!!

・・・と思ったら、100kmの人はループ区間をもう一周なんですねぇ(泣
ループ区間前半の登りは、4.8km、獲得標高340mの勾配7.7%です。
ゴールゲートを通過した時点ですっかり気持ちが切れてしまったようです。
脚が売り切れてきて、心拍も次第に85%をキープ出来なくなってきます。
S原さんは登りが始まった瞬間に走り去っていきました。

そして、ループ区間後半。

Newゾンビ爆誕でございます。

はい、とうとう私も無事にゾンビ軍団の仲間入りを果たしました。。。
3倍くらいあれば乗車して登れるんでしょうが、完全に脚が売り切れました。。。ギア比0.72すら踏めないです。
フラフラと押し歩きをしていると、
マッチョ氏が「俺は四回パンクしたぜ!!がんばれくぁwせdrftgyふじこlp」などと言いながら猛然と抜いて行きました。
どうやら、ゴールゲートのあたりでパンク修理グッズを補給できたようです。

ループ区間の登りは約9.3kmですが、登頂までなんと1時間20分以上も掛かりました。
平均時速6.9km。
ずっと歯を食いしばりながら、すり潰すようなケイデンス&
ゾンビ化により押し歩きもありで、だいぶロスしてしまいました。区間順位142位。

STRAVA
【ゾンビ爆誕】タレてる!!超絶にタレている!!【黄金】

最後の最後は再度のガレ下り&舗装路下りのコンボです。
また下り坂でマッチョ氏が力尽きていたのでダメ押しで抜いておきます。

そして、スタートから6時間6分、無事ゴール通過です!
MTB100km部門462人中95位でした。上位20%ちょいですね。初出場にしては上出来だと思います。

変な体の痛みも無く、転倒、パンク、メカトラはゼロでした。
コース上の至る所にパンク修理をしているライダーがいましたが、パンクゼロはかなりのアドバンテージになりました。
また、転倒も多数発生した模様で、レスキュー車両が足りなくなったと後でボランティアされていた方から聞きました。

王滝前に調子を崩してしまったことを考えると、これらのトラブルを回避して、その日に出せる実力は100%出せたと思いますが
後半のタレっぷりがなんとも悔しいですね!6時間は切りたかったなぁ…。

特に、4時間を超えてもパワーを出し続けるっていうのが一番難しい気がします。
キチンと補給すればもっと行けるのだろうか?まだまだ研究が必要です。

Team轍屋より、表彰台に立った皆さん!

ここからは、Team轍屋から参加の皆さんから、表彰台に立った方をご紹介します!

MTB100km 20代男子1位 HS氏

見事20代男子の部で優勝したHS氏。とても寡黙な男であります。
UCI JapanMTBCUP(国際レース)にU23で参戦するほどの実力者!
自分から話しかけるのが苦手な私は、うまく彼から情報を引き出すことが出来ておりません。
一緒に夜の宮ケ瀬で迷子になったことならあります笑

2022王滝表彰式
20代男子1位!

MTB100km 30代男子3位 サンデーライダーT氏

30代男子3位の座を射止めたT氏。
なぜサンデーライダーなのかと言ったら、彼は週1回しか自転車に乗ってないからです笑
王滝前は練習量を倍に増やしていました(週2回)

だいたい週4~5日練習する社会人ライダーの私と、この練習量の差!!
一年半前くらいに初めて会ったときは、「フィットネス…たったの5か…ゴミめ」なんて思っていたのが、あっという間に急成長を遂げたのです。

左:サンデーライダーT氏 右:わたし 2022年も終盤ごろの比較
フィットネス90のこの私が…負ける…などっ……!!(王滝54分差orz)


我々一般ライダーがパワートレーニングをしてリビングを汗の海にしている間
彼はインスタグラム等で有名ライダーの動画を見て、
イメージトレーニングに励んでいるらしいです。

イメージトレーニングでダウンヒルやシクロクロスが速くなるのは100歩譲って分かりますが、
なんでヒルクライムまでイメージトレーニングで速くなるのか謎過ぎます笑

世の社会人ライダーは「自転車ばっかり乗って遊んで!!」と怒られがちですが、
その稀有な才能に気付いたオクサマより「あなたはもっとまじめに練習しなさい!!」と外堀を埋められ始めたようです。
今後彼はどこまで伸びるのか、楽しみですね!

2022王滝表彰式
30代男子3位!

MTB100km 50代男子1位 K塾長

シクロクロスのマスターズトップカテゴリで走っておられます。
先ほどのサンデーライダー氏とは真逆、まさに練習の鬼!

平日はZwiftでアルプを毎日のように登山、週末もヒルクライム三昧!
朝の4時とか3時台からStravaのログが上がってくる様子はもはや恐怖です笑
「明日はレースがあるからポタリング♪」などと言いながら普通に天城越えをしているログとかも上がってきます笑

また、人の出せる限られた力を有効に使う事へのコダワリが並大抵ではありません。
いつも、シクロクロスのレース前にワンポイントアドバイスを頂くのですが
バイクのちょっとした担ぎ方の違い、踏み方、重心移動などなどで目から鱗が落ちる事ばかりです。

己の勝利を信じて、努力に努力を重ねて表彰台の頂点に立つ。
そう、こういうストーリーこそ心が揺さぶられますね!
私も次回に向けて頑張ろうと思います。

2022王滝表彰式
50代男子1位!

MTB100km 女子総合3位 K子さん

ヤビツ峠(246名古木~)37分の剛脚の持ち主。数々のロードレースに参加して戦歴を残しておられる凄いお方です。
MTBは今年納車したばかりですが、高級ホイールをスナック菓子のようにカートインする色黒の男性より、
前後セット重量1119gの物凄いカーボンホイールをポーン貸していただいたそうで、機材面も万全での参戦でした!

しかしながら、王滝初挑戦ということもあり、レース開始早々に補給食が全てトップチューブバッグから吹っ飛ぶという痛恨のミスをしてしまいます!
普通ならそこで意気消沈するところでしょうが、「根性は全てを解決する」タイプの方なので、そのまま無補給王滝に突入します。
さらに不運なことに、サイコンまで不調になり、「今何キロ走ったのか」「後何キロ走るのか」「パワー」「時間」といった情報源も全て失います。普通ならそこで諦めモードになりそうな所ですが、やはり「根性は全てを解決する」タイプの方なので、そのまま前を見てひたすらペダルを踏むだけの王滝に突入します。

このような満身創痍の状態で、地獄のループ区間に入ります。
押し歩きのゾンビ軍団を何とかパスしていましたが、ついにそれも限界を迎えます。
ゾンビを避けた拍子に転倒してしまいました。

補給無しで走っており、あまりの疲労で両足のクリートを外すことも出来ず、
両足がペダルにくっついたままの体制で転倒してしまいました。
近くにいた数人のライダーが慌てて救助に向かい、両足をクリートから取り外します。

そして、バイクを起こし、本人も立ち上がると…

「みなさん、ありがとうございます!では!!」
といって颯爽と走り去るK子さん。

「えっ、走るのかよ!!」

と救助したライダーから総ツッコミを受けたそうです。(すげぇ…

2022王滝表彰式
女子総合3位!

MTB100km 40代女子1位 NNさん

今年MTBデビューのNNさん。
MTBバイクで山道を下るのが楽しすぎるらしく、いつも山奥から
「ア---ッハッハッハッー---ー☆」「ヤバーーーーイ☆」という声だけが聞こえてくる陽気なお姉さまです。
あばら骨が折れても笑顔で走り続けるという噂も耳にしました。

また、NNさんはトライアスリートの鉄人でございます。
佐渡のトライアスロンでは4km遠泳、188km1600mUpのバイク、42kmフルマラソンを見事走破しております。
1日ですよ?もはや意味が分かりません。

佐渡島ではイメージが沸きづらいので、我らが国道20号に置き換えてみましょう。
まず、皇居の内堀(だいたい5km)を1周泳ぎます。
その後、自転車に乗り換えて、日本橋→新宿→八王子→大月→甲府→韮崎→八ヶ岳→諏訪南→茅野まで漕ぎます。
茅野で自転車を降りて、諏訪湖→塩尻までランニングしたら、おおっと国道20号が終わってしまったぞ!
国道20号の終点を越えて、国道19号を数キロ走って、セブン-イレブン 塩尻並木町店でゴールです!!

ばかなの!?しぬの!?(クルマで6時間30分って…)

いや~、並みの自転車乗りなら甲府あたりで大満足でしょう。
茅野まで走ったら自分を褒めるでしょう。
それをあなた、さらに自転車降りてから「フルマラソン」って…。
「自転車とランは使う筋肉が違うから別腹よ~♪」と本人はおっしゃいますが、本当なのでしょうか…。

王滝を走り終わった後も「いまから走ろうと思えば走れるよ♪むしろ自転車無いほうが軽くて良いかも♪」なんておっしゃっていました。
確かに王滝後半のループ区間での追い上げは凄まじく、あとレースが5kmも長ければ私も抜かされていたと思います…!
底なしのタフネス恐るべし!

2022王滝表彰式
40代女子1位!

MTB シングルスピード100km男 3位 TGWさん

さて、最後はシングルスピードで3位のTGWさんです。
グループライドでパンクした時、「サービスだよっ♪」と言ってちっちゃな携帯ポンプで10Bar入れてくれるナイスガイです。

なぜこの過酷な王滝を1枚のギアで走ろうという境地に至るのか、私にはたどり着けない次元でございます。
(なお、轍屋さんは店主夫婦揃ってシングルスピードで各大会の表彰台に乗ったりと、全力でディレイラーなんて飾りですと主張してくるスタイルです。自転車屋さんなのに…。)

「あれっ?今年のバイクはサスペンション付いているんですね!」とかイジられていたので、
過去にはシングルリジットで走っていたのでしょうか。。。
TGWさんのバイクは、ロードも53Tアウターギアしか無かったり(今流行りのフロントシングルなんてオサレなものでは断じて無く、インナーが無いだけ)、チタンで出来ていたり、リーフスプリングがついていたりと
とにかく一風変わったバイクばかり乗っています。

TGWさんは登りのパワーは凄まじくて誰も付いていけないのですが、下りのコントロールが超苦手ということで
狭いコースの下りだと通称「TGWダム」が形成されます。
下りでダムに詰まる→登りが超パワーなので抜けない→下りでまた詰まる…と、ダムクリア出来なかった方々はペースを散々乱され、モヤっとしてレースを終えることになります。
筋肉ブロガーのマッチョさんも同様のスタイルらしく、王滝前夜祭では
「よし、明日はどっちが大きいダムを作れるか勝負しようぜ!!!カンパーーーイ!!!」などと大変に盛り上がっておりました。
なんて迷惑なお話なんでしょう。。。

きっと、先頭グループのほうで立派なダムが出来ていたことでしょう。

2022王滝表彰式
シングルスピード部門第3位!

まとめ

そんなこんなで、過酷なレースではありましたが
数々の濃いぃメンバーに囲まれ、刺激的で最高に楽しいレースになりました!

Team轍屋
2022王滝、おつかれさまでした!!

今度の大会は最高のピーキングをして迎えたいですね!
なお、王滝に向けての機材、補給食、練習などについてはこちらの記事にまとめました。
ぜひ合わせてご覧ください。

↓↓↓↓こちら、お世話になった轍屋さんのHPです。ロードもMTBも垣根無くお取り扱いしております。↓↓↓↓

(参考)書いた人のレース前のフィジカル情報

FTP:3.5w/kgくらい (8月初頭くらいまで4.0w/kgくらいあったけど、調子が落ちた)

その他、2022年主要な記録
ヤビツ峠:名古木から39分台
富士ヒル:1時間19分台
都民の森:58分台
東京ヒルクライム奥多摩ステージ:37分台
Alpe du Zwift:51分台

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