キャンプ

エアーマットのバルブから空気が漏れる?ゴミ箱に捨てる前にこの方法で修理できるかも?各社のバルブも比較するよ!

2023年12月14日

NaturehikeのR5.8のエアーマットが空気漏れで使い物にならないぞ!

NaturehikeのR5.8エアーマット、大変コスパが良いという事で各種ブログやレビューで大変人気のエアーマットですね!
長方形Mサイズ、183cm×64cm、定価18990円 R5.8 重さ590g

このスペックののエアーマットなんて、有名メーカーで選んだら3万越えは当たり前ですからね!
(私が買った2022/12はアリエクでRectangular Rが13,819円でしたが、2023/12現在は¥18,990とかで随分値上げされたみたいですが、それでも競合他社と比べると安い!)

そんな事で買ってみたNaturehikeのR5.8のエアーマットですが、初使用から2~3回目で想定外の事象が起きました。


寝ている間に空気が抜けてペッチャンコです。

これでは100均のブルーシートと大差ありません。
コスパ悪いってレベルではありません。
真冬のキャンプ場やアルプスの稜線でこんなことになったらしんでしまいます。

早急に対策をする必要があります。

原因箇所の特定

定番通り、ある程度エアーマットに空気を入れた後、お風呂の残り湯につけて空気漏れの箇所を特定します。
通常の生地部分のパンクであれば、以下のような補修パッチを貼るだけなので簡単に対処できます。

しかし、空気漏れの箇所は残念ながら生地ではありませんでした。


バルブ部分から空気が漏れていました。万事休すか!?


※なお、空気入れには以下のようなLEDランタンと兼用のミニポンプがめっちゃ便利です!
アウトドアにLEDランタンはほぼ必須かと思いますが、単機能しか無いランタンを減らせます。バイクツーリング、登山キャンプなどでも積載物を絞れるので中々よいです。

こういったポンプバッグもありますが、重さが50gくらいあります。上記ポンプは本体重量94gなので、ランタンを減らせると思うとむしろ軽量化ができるかも知れません。

対処法の検討

①ネット上のレビューなどを漁ってみると、「バルブをしっかり押さえる」というものがいくつかありました。

ダメです。
寝ている間に空気が抜けてペッチャンコです。

②バルブだけ交換してみる。
アリエクを漁ってみると、一応バルブだけの交換用部品は出ているようです。純正品と違うかは知らんけど。








で、これどうやって交換するん?
下手に修理しても別の所から空気漏れそうだし・・・。




そもそも構造に問題があるのでは?

Naturehike R5.8 バルブ

問題はこの画像の右側のほうです。
撤収の際に一気に空気が抜けますよ!というの売り文句のバルブですが、
エアーマットの内側からプレッシャーが掛かるとフタが開く方向に作用します。

実際、勢いよくエアーマットに乗ったりすると、







パッカーン








とバルブが開いて空気が抜けてしまう事が何回かありました。

内側からの圧力に弱いバルブって、ダメじゃない?
うん、ダメに違いない。

競合他社のエアバルブの構造は?

よろしい、ならばNaturehikeのマットは投げ捨てて高級マットを買うまでだ。命には代えられない。
狙い目は、R4以上、サイズ180×60前後の長方形タイプ。(重さより寝心地が優先したい人)

EXPED

Ultra 5R(公式ページ)
MWサイズ、183cm×65cm、定価32450円 R4.8 重さ655g
スペックは良さそうだが、肝心のバルブは・・・?
公式ページの動画を見てみると

EXPED バルブ
バルブが2つ!?

バルブがINとOUTで二つもあるではないですか!!しかもパッカーンってなりそうな押し込みタイプです!
個人的に、空気が出入りするバルブってエアーマットの弱点だと思っています。
それが2つというのはちょっと抵抗があるので、候補から外します。
実物を見ていないから、実際は問題ない構造になっているのか知らんけど。

NEMO

テンサー インシュレーテッド(公式ページ)
レギュラーワイドサイズ、183cm×64cm、定価29700円 R4.2 重さ540g
重さも軽く、値段も控えめで中々コスパがよいぞ?(毎日、家で使っている寝室のマットレスの方が全然安いけど)

公式ページをよく見ると、ロングボウアルパインっていう194cm×64cm、定価28050円 R4.8 重さ750gというちょっとヘビーデューティーなモデルもあるようです。(SLEEPING PADSのページには居なくて、FIELD COLLECTIONにいるので大変分かりにくい!)

バルブの構造は・・・

NEMOテンサー バルブ

一気に抜くんじゃねぇ!!!
どっちのモデルもNaturehikeと同じ二重構造!解散!!

SEA TO SUMMIT

イーサライトXT(公式ページ)
レクタンギュラーラージサイズ、183cm×64cm、定価33660円 R3.2 重さ630g
スペックだけみるとちょっとコスパ的に見劣りしますね。

バルブの構造は・・・

イーサライト バルブ

一気に排気ですって!!
こちらもNaturehikeと同じ二重構造!解散!!

THERMAREST

ネオエアートポリュクス(公式ページ)
レクタンギュラーラージサイズ、183cm×64cm、定価35200円 R3.7 重さ800g

コスパが悪いのは承知ですが、古いモデルの「ネオエアートレッカー 183cm×51cm R2.0」というモデルを2012年8月から11年も愛用しており、愛着のあるメーカです。ネオエアートレッカーはパンク修理をしつつも、致命的なトラブル無く使えています。今回、実はネオエアートレッカーの幅が51cmしか無いのが気に入らなくて新しいマットを探しているのであります。

バルブの構造は・・・

ネオエアートポリュクス バルブ

なんと、改良されてツインバルブになっています。
バルブが2つあるのは気に食わない所ですが、他社と違ってねじ込み式なので「パッカーン」とはならない信頼性が高そうな構造です。
これは有力候補ですが、スペックの割に値段がちょっと高い…。結構重いし。
長持ちするとは思うんですけどね。

mont-bell

庶民の味方、モンベルからはエクセロフト エアパッド 180とU.L. コンフォートシステム エアパッド ワイド 180がエントリーです!
公式(エクセロフト エアパッド 180)
180cm×50cm、定価17600円 R5.0 重さ658g
公式(U.L. コンフォートシステム エアパッド ワイド 180)
180cm×60cm、定価14850円 R1.4 重さ638g

惜しい、実に惜しい!!値段はもはやNaturehikeより安いのに!
エクセロフトの方は幅が50cmしか無いので、寝心地重視で買え替えようとしているのでナシ。私は最低60cmは欲しい。

一方のU.L. コンフォートシステムの方はR値が1.4!雪中キャンプはしないので、R値2.0のネオエアートレッカーでも今まで困ったことは無いけど(クローズドセルタイプのマットといつも重ねて使っているので)さすがにR値1.4は心許ないなぁと。

(↓参考までにリンクを貼りますが、公式ページで買った方が安いので注意!!)

バルブの構造は・・・

おお!これは素晴らしいではないか!!
空気を抜くときにパッカーンってならない構造だ!!




無駄に二重バルブになっていないですね。
「弁」は、内側から圧力が掛かるほどピッチリと閉じます。
二重バルブになっていないので、空気を排出したいときだけ「弁」を外側から細いもので押せば良い・・・



実に合理的!
なんてフェイルセーフな信頼性に振った構造なんだ!




山で使うマットがぺチャンコになったら目も当てられないんだから、
他のメーカーもこれくらい安全な構造にしてほしいものです。

だが、本体側のスペックが私の購入条件を満たしていない・・・非常に残念だ・・・。

捨てるくらいなこの方法で修理してみてはどうだろう!

で、上記モンベルの説明書を見ているときに、ふと気づいたのです。








二重バルブ機能を接着剤で
キャンセルしちまえばいいんじゃね・・・?


と。








もはやすぐに空気が抜けるNaturehikeはゴミ箱行き寸前だったので、ためらいはありません。
二重バルブの外側部分が二度と外れないように接着剤をしっかり塗ります。

塗るのは赤枠で囲った側面の部分だけだぞ!底に塗ったらそれこそゴミ箱に直行だぞ!!

上記で貼ったバルブの交換部品を見る限り、バルブの素材はTPUと思われます。
TPUは接着しにくい素材なので、本来であれば下記のような専用接着剤が向いているのではないかと思われます。
(使っていないから知らんけど)

買うのが面倒なので、私は家に転がっていたセメダインスーパーを赤枠の部分に適当にヌリヌリしました。

※ちなみに、お風呂の目止めなどに使うシリコンシーラントは使えませんでした。TPUとは相性が悪いようで、全部ペリペリと剥がれてしまいました。

で、結果はどうなのよ?

はい、バルブからの空気抜けは完全に解消されました。
一晩経ってもマットパンパンです!大成功ですね!

で、撤収するときにはそのパンパンになった空気を何とか抜かないといけないわけです。
内部の「逆流防止弁」を何か外側から細いもので押し込んでやらないと空気が抜けません。

いい感じに押せる棒のようなものは無いかな無いかな~~~と探していると・・・


あるぇ!?

Naturehike R5.8 バルブ

なんかキミ、空気抜きの為にそこに付いているのかっていうくらい
おあつらえのタグ?だよねぇ??

Naturehike R5.8 バルブ
押し込みまぁす!

めっちゃシンデレラフィットするやん(笑)
緩すぎず、キツすぎず、空気が抜きやすいくらいのフィット感で丁度はいりました笑

というわけで、パッカーン機能をキャンセルしても、外側からいい感じのタグで逆流防止弁を押すことで問題無く空気を抜くことが出来ました!一気には抜けないけどね!これくらいが安全で良いんですよ。きっと。

この手のスモール部品は、ロットによって付いたり付いて無かったり、はたまた別のものが付いていたりするかも知れないので、皆さんのマットで同じようにシンデレラフィットするかどうかは知りません笑

さいごに

という訳で、NaturehikeのR5.8のマットはゴミ箱行きを回避することが出来ました!この二重バルブ、最近やたらと普及しているみたいで
Amazonなどで安く買える謎の中華エアーマットにもじゃんじゃん採用されているようです。みんな、そんなにパッカーンって一気に空気抜きたいのかなぁ?キャンプの片づけくらいゆっくりしましょうよ、休日なんだし(迫真)

これも!!
これも!!!
これも!!!!
手を使っているじゃん!!!!!

令和最新版エアーマトまで!!


皆さんの令和最新版マット、空気漏れていませんか?捨てるくらいなら、捨てる前に一回パッカーンキャンセルを試してみても良いのではないでしょうか!

上の方でNEMOとかSEA TO SUMMITのバルブは二重バルブだから解散って書きましたけど、漏れるようなら同じように接着してしまえば良いんじゃないですかね(適当)

ではでは、同じような症状で悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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