日本最大のMTBクロスカントリーレース!2022年に引き続き2回目の参戦!
さて、今年もいよいよ王滝のシーズンがやってまいりました!
2022年の初参加はMTB100km部門は381人中95位、上位24.9%だったので
「レース前にコンディションを整える」「最後までタレない」「昨年以上の成績」「7時間切り」といった目標を掲げて参戦でございます!
昨年のレースレポートはこちら。
2023年9月王滝のコース・獲得標高は?
公式ホームページからコースマップがダウンロード可能です。林道崩落の影響により、100km部門/120km部門が同一コースでの開催となりました。レース後のGPSデータを確認すると、98.4km、獲得標高2300mでした。2022年より14kmロングですが、獲得標高は同じくらいですね。2022年コースは7時間切りをしても120km参加資格が得られないショートコースでしたが、2023年はフルのコースです!去年は途中で力尽きたので、ペース配分がカギを握りそうです。

レースに向けての体力づくり
2023年、ロードに乗り始めて3年目の富士ヒルは1:21:15と昨年より2分ビハインド。SSTや5km程度のランニングくらいの練習ではPWRが4倍前後でカッキリ伸びなくなったので、ちょっと練習の趣向を変えることに。心拍ゾーン2~3(60%~80%)で山登り(トレイルラン)を積み重ね、有酸素ベースの強化に専念しました!



朝6時に出発して昼の13時に帰ってくる日帰りハイキング(^^)/

機材セッティング
タイヤ:MAXISS Crossmark Ⅱ
シーラント:Muc-Off(マックオフ) NO PUNCTURE HASSLE TUBELESS
昨年はチューブ運用で特に問題は無かったですが、やはり路肩でパンクしている人の人数が尋常ではないので、保険ということでチューブレス運用にしました。小石が多く、サイドカットしがちなジープロードに最適ということでお勧め頂いたMAXISS Crossmark Ⅱを引き続き使っています。(というかこのタイヤ気に入り過ぎて他を使っていない!)
シーラントはマックオフですね。フレッシュなうちは水で綺麗に洗い流せますし、匂いも不快な匂いでは無いのでずっと愛用しています。
コンポーネントは、2×10速のグループセットから1×12速のグループセットに載せ替えです。
Before:フロント26/39、リア11-36 最小ギア比0.72、最大ギア比3.55
After:フロント32 リア11-50 最小ギア比0.64、最大ギア比2.91
前回は後半で力尽きて踏めなくなったので、ローギア重視の乙女セッティングです。
ハブがXD規格ならトップ9Tで最大ギア比3.56となり、下り坂でもギア不足になりにくいですが
古いHG規格なのでトップ11Tで我慢します。王滝の下り坂でゴリ踏みとか私には出来ないですし。。。
(トップギア、ケイデンス100rpmで37km/hしか出ませんw 9Tなら50km/h出る計算!)
SRAMのGX Eagleはこの所の物価高騰でシフターとディレーラーだけでAmazonで3.5万もしますが、アリエクだと2.4万くらいで買えます。
ただし、商品説明に記載されている通り、シリアルナンバーが凄く雑な感じで削り取られています。(これ買って大丈夫なんかな…)
SRAMの保証は受けられないって事だと思っています。

カセットスプロケットも、SRAM純正で節約してPG-1230とかを買うと1.8万で615gとかダンベルみたいなスプロケしか買えないですし
頑張ってハブXDに交換してXG-1275にしても4万で450gとかで無慈悲な感じなので、チャイナパーツに救いを求めます。
私が買ったのはZittoとかいうメーカーでロー1枚だけアルミの399g、チェーンまで付いて1.6万(商品リンク)でした。私は1000キロ時点では何の問題なく使えていますが、5000円くらいのスプロケットを買い、走行中にスプロケットが破断して走行不能になった人もいるので、耐久性はちょっと怪しい所です。
アルミのスプロケットは軽い代わりに柔らかいのでアッという間に削れて寿命がくるそうですが、
ロー側1枚だけがアルミなので、やわらか豆腐スプロケットと名付けてイザというときだけに使う事にしました。


ここまで来たらチェーンリングもチャイナで揃えましょう!楕円チェーンリングがなんと6000円!(商品リンク)規格とかオフセットとか迷宮入りしそうですが、間違えないように調達しましょう。(私は間違えて何個もメルカリ行きになりました…)
ついでに、ペダルも軽量化しちゃいます。
泥抜けに定評のあるクランクブラザーズのエッグビーターを使っているので、
シャフトを怪しいチャイナチタンに交換します。
交換後の重量は235g!
シマノの両面SPDのXTRグレードのPD-M9100が310g、PD-M8100が342g、PD-M540が352g、片面で最軽量のPD-ES600が279gなので、
5000円くらいで結構な軽量化です。
(エッグビーターはSPDシューズであればクリートだけ交換すれば使えます!)




お守りの予備チューブは、ブチル製のチューブからポリウレタンチューブにアップグレードです。
コンチネンタルの29erブチルチューブは1本230gもするので、56gポリウレタンチューブに交換で176gも軽量化できます。
(軽量化の観点ではパーツ交換より遥かにコスパ良いですね)
折り畳みサイズも圧倒的に小さくなるので、ツールボトルのスキマなんかに入れられます。
値段も2本セットで2500円程度で、ブチルチューブの2本セットと500円くらいしか価格差がないので、
今後ブチルチューブを買う理由があまり無いですね。

補給戦略
背中にハイドレーション、車体のボトルホルダー1に食料、ボトルホルダー2に工具という構成は昨年と同様。
去年の柿の種作戦は大失敗でした。
ゼーハーしている中でミキサーで砕いた柿の種を飲み込むと「コフッ!!!!!」って大変な事になるので、あまり食べられませんでした。

なので、今年はボトルに自作ジェルを満タンにすることにしました!
ボトルはソフトフラスクなんて女々しいモノは使いません。漢のポディウムボトル620mlにジェル満タンです。
市販のマグオンとかだと、12袋1ケース分全部入れても500gくらいなので全然足りないです。
なので、粉飴とかVAAMとかカフェインとか混ぜて自作ジェルを大量に作って入れます。作り方はこんな感じ(別ブログ)。
多分1800kcalくらい?
んで、補給のタイミングは、ガーミンEdgeに実は搭載されているカロリーアラートを利用してみます。
メインメニュー>ライド設定>アラート>カロリー
で、50カロリー刻みでアラート設定が可能です。
今回は、150カロリーでアラートを鳴らし、アラート毎にひと口ジェルを飲むことにしました。
2023/9/16 レース前日
現地入り

お昼過ぎに現地入りして、受付。
お店を徘徊して余分なものを衝動買いしたり、参加者たちの工夫を凝らしたバイクを見て楽しみます。
その後は軽く長野県道256号御岳王滝黒沢線を2~30分登って、ダウンヒル。


道路脇に「清滝」という滝行にうってつけの滝があるので、とりあえず打たれておいて願掛けしておきました!
次の日は午前3時起きです。
バイクにゼッケンを取り付け、各種準備を終えて、夕飯を食べたらさっさと寝ます。
いい年したおじさん達、全員19時台に就寝します笑

2023/9/17 レース本番!
ペース配分
2022年の心拍数は85%の155bpmでしたが、スタートから4時間30分経過したループ2周目で力尽きたので、今年は80%の145bmpまで落としてみます。なんせ7時間程度は走る訳ですからね。体感としては、かなり楽な心拍数です。
パワーメーターもありますが、砂利道だと変動が多いのであまり見なていですね。
スタート~CP1

4:00には会場入りし、バイク整列のアナウンスが出ると同時にコース上にバイクを置きます。
これをしないとかなり後方からのスタートになってしまいます。
レーススタートのAM6:00…のちょっと前に神主さんが登場します。
御嶽山に二礼二拍手一拝をし、安全祈願のお祓いをして頂きます。
念押しで最後にもう一度トイレに並んだせいで、バイクに戻るのがスタートギリギリになってしまいました。
パワーメーターのキャリブレーションも間に合わずちょっとグダグダになりました。。
スタートの号砲が鳴り、林道までの最初の4.5km、平均勾配4.8%のアスファルト区間はパレード区間となります。
鼻息が荒い人たちが沢山いますが、目標心拍数を越えないように軽く走ります。
まだ元気なので低い心拍でも3.5倍くらい出ています。
そしてマイペースでのんびりと走っていると、最初の林道区間であれよあれよと
轍屋マスターズ5~60で同じくらいの位置を走っていた
N村さん、Kさん、親方の諸先輩方に全員置いていかれてしまいました!
なんということでしょう!私は40歳なのに!
最初の林道の登りと舗装路の下りを終えて、スタートから1:50あまり。
まだまだ元気ですが、舗装路の登りも抑えながら淡々と登ります。
スタートから2:18時点で2本目の林道に入ります。

気持ちは元気ですが、150bpmで3倍くらいまでパワーダウンしています。
昨年は160bpmで30分でしたが、今年は32分掛かったようです。
水はたっぷり持っているので、CP1はスルーします。
121位で通過です。
CP1~CP2

林道下り~湖のほとりの平坦区間~林道上りの長い区間です。
先行していたマスターズの諸先輩方にも、この区間までで追いつけました。
湖の平坦区間のあたりで全体の中間の50km強ですが、3:30を切っているので、このままいけば7時間切りは行けそうな感じです!
ここも飛ばさず落ち着いていきます。
平坦路のあたりは水はけが悪いようで、晴れていても場所によってはアメリカ横断ウルトラクイズ状態です。
通過ラインを誤ると盛大に泥を巻き上げます。
フロントフォークの簡易的なフェンダーを付けっぱなしにしていましたが、結構役に立ったみたいです。
アイウェアとかに掛かって視界悪化にならず良かったです。
さて、登り返しも終えていよいよCP2を通過です。
去年は152bpmで2時間3分、今年は144bpmで2時間19分でした。
去年はここで調子にのって脚が終わったのですが、今年のこれはちょっと落とし過ぎた感じがします。
スタートから4時間42分で通過。区間順位は113位です。
CP2~CP3
CP2を超えると、ながーいダウンヒルが待っています。
ダウンヒルだから休める?
いやいや、ハンドルを制御するのと、サドルから腰を浮かせて振動をいなすために太腿と腰に負担が掛かって全然休めないです。
何とか苦手な下りを終えて、ようやく最後の登り区間にきました!
ここまで抑えてきた甲斐がある、まだまだ踏めるぜ!

ぃよし、ここから俺のターン!!
踏んで踏んで
区間順位113位→76位に上昇!
37人抜きだぜ!!
まるで羽が生えたかのようだ!
で、調子に乗りまくっ踏みまくっていたら

ええ、脚がつりました。
※美脚ですが私の脚です。#自給自足
・・・ここで自転車を降りるんか?
降りたら去年の二の舞やぞ・・・?
そうだ、今年の俺には「これ」がある・・・ッ!
ということで、バチコーンとシフターを押し込み、ローギアにチェーンをシフトさせます。
俺のやわらか豆腐スプロケットが火を噴くぜ!!!
お・・・おぉ・・・
踏める・・・踏めるぞぉ・・・
攣った脚でも、ギア比0.64(3回踏んでタイヤが2回転しない)の
やわらか豆腐スプロケットは私に優しくしてくれました。
自転車から降りて押し歩きしなくても、なんとか進めるではないですか!
自転車から降りてしまうと、心も折れるし登坂スピードも大幅ダウン、乗り降りでもタイムロスがあるので、
脚が攣っても乗車したまま誤魔化せるのはありがたいです。。。
そ~っと踏んでいるうちになんとか回復してきたので、攣らない程度の強度で騙し騙し進んでいきます。
CP3~ゴール

CP3も越えて、最後の登坂区間も終えれば、後は下り坂だけだから全部出し切るぜ!!
という事で脚攣りしつつも登りの区間で全部出し切った結果、
私は全身ガチガチの
ブリキ人形に成り果てました。
いよいよ最後の下り区間に入った訳ですが、
体が動かずガレガレの地面からの振動をいなすことが全く出来ないではないですか!

暴れまくる自転車に必死でしがみつき、ブレーキやグリップをギュウギュウ握っているうちに、
手のひらが擦りむけてきてしまったようです。
痛みでますます気持ちが弱り、下るスピードも安全マージンたっぷりで遅くなってしまいます。
------------------回想ここから----------------------
あれは2023年9月3日、王滝2週間前の出来事です。
いまいちロードバイクなどに興味の薄い嫁さんを、
なんやかんや説得して裏ヤビツライドに連れていったあの日がフラッシュバックします。
よめ「何時間も自転車に乗っていたら、手のひらが擦りむけて痛いじゃないの!こんなの聞いてない!」
ぼく「それはね、手のひらに体重が乗り過ぎているんだよ」
ぼく「もっとペダルに体重が乗るようにするよいいよ!」
ぼく「体幹が強くなって体幹で支えられれば、手のひらに体重が掛からなくなるよ!!頑張って鍛えよう!!!」

それはそれは見事なブーメランが私に戻ってきたのであります。
------------------回想ここまで----------------------
さてさて、思い出に浸っていても前に進まなければゴールできません。
「あのカーブが終わったら舗装路になるかな」
「あのカーブが終わったら舗装路になるかな」
「あのカーブが終わったら舗装路になるかな」
「あのカーブが終わったら舗装路になるかな」
「あのカーブが終わったら舗装路になるかな」
「あのカーブが終わったら舗装路になるかな」
と、ひたすらにジープロードの終了を願い続けて下る事20分強。
ええ、永遠にも感じましたよこの20分・・・。
ようやく舗装路が見え、フィニッシュラインを無事くぐることが出来ました!
フィニッシュタイム:6:50:05 505人中103位、上位20.3%
となりました。
なお区間順位は76位→108位に転落!
登りで37人抜いて下りで32人に抜かれたようです!!
次回に向けて
という感じで、2023年秋の王滝は幕を閉じました。
7時間切りでゴールして120kmへの出場権を獲得(出ないけどw)できたことと
昨年は381人中95位、上位24.9%だったので、昨年以上の結果を残すことが出来ました。
色々と課題はありますが、まずまずの結果かと思います。
次回は目指せ上位10%ですね!年代別シングルリザルトも見えてくるか?
・補給戦略
カロリーアラートによる補給戦略も有効だったようで、ハンガーノックにはなりませんでした。作戦成功ですね!水は2Lあれば十分そう。ペダル50g軽量化するより水50cc減らした方が安いですし。
・ペース配分
2022年は目標心拍数155(85%)で途中でゾンビ化、2023年は目標心拍数145(81%)で消化不良となったので、
次回は目標心拍数150(82.5%)くらいで行くのがよろしいのか?
Garminで乳酸閾値を見ると152bmpらしいので、心拍ベースならこの辺りが妥当?要人体実験ですね。
・機材
KCNC のグリップ、君はダメ!!MTBのグリップは接着剤無しで固定できるはずなのに、空回りしまくり。
手の皮がむけた言い訳とさせていただきます!
定番のESIグリップに交換ですな。
・それでもフルサスなら、フルサスなら何とかしてくれる・・・?
7.8万円のフルサスカーボン中華フレームの「今すぐ買います」ボタンが虹色に輝いて見えるのは気のせいでしょうか。。。
Team轍屋より、表彰台に立った皆さん!
ここからは、Team轍屋から参加の皆さんから、表彰台に立った方をご紹介します!
MTB100km 総合5位 K店長

いつも強い轍屋店長、今回は過去最高?の総合5位!
おめでとうございます!!
私が涼しい夏山登山を楽しんでいる間、真夏に暖房付けてローラー回して「酷暑対応」したり
道志みちの舗装路を延々とMTBで走ったりと、今年も少年マンガ並みに厳しい練習を積んでいました!
たまにロード錬を一緒に走る際は、店長がMTBで私がロードで行ったりするんですが
いっつもロードの私が千切れ果てますw
※だいたいこんな感じで乗ってくる自転車を選んで、皆さんで同じような辛さを共有するというコンセプトの練習が多いです!
私はいつもロードで参加していますが,、走り足りないと思ったことは無いですw
~4.0 ロード
4~4.4 グラベル/CX
4.5以上 MTB
MTB100km 50代男子2位 K塾長

シクロクロスのマスターズトップカテゴリで走っておられます。
今年は腰の痛みや骨折等のトラブルが続きましたが、それでも年代別2位!
おめでとうございます!
ログを見ていると、怪我をしても相当鞭打って練習をしている様子が伺えます(;'∀')
AM4時台からZwiftのログが上がってくるので震えますw
ちょっと心配しつつも、陰ながら応援しています!
グラベルバイク100km 総合1位 筋肉ブロガーマッチョ氏

Team轍屋では無く、Champion System Japan Test Team所属ですが、行動を共にしておりましたのでご紹介!
筋肉ブロガーのロードバイク&シクロクロス奮闘記のマッチョ氏がグラベル部門で優勝です!
詳しいレースレポートは上記のリンク先を見てくださいw
昨年は5回のパンクに見舞われて、筋肉が全くない私にまでビハインドしてしまいましたが、
今年は万全の対策で乗り込んできました。
タイヤも驚くほどの空気圧を入れてパンパンで、絶対にパンクしたくないマンぶりがヒシヒシと伝わってきましたw
Vittoria MEZCAL 44c TLRを使ったそうですが、思いのほか高圧でもタイヤがしなやかなようですよ。
最後に
長くなりました、ようやく王滝の記事がまとめられました。
これでようやく年が越せそうです!
昨年のレースレポートはこちらです。ぜひ合わせてご覧ください。
↓↓↓↓こちら、お世話になった轍屋さんのHPです。ロードもMTBも垣根無くお取り扱いしております。↓↓↓↓


